昨日行われたゴー宣道場は、論点も多岐にわたり、非常に充実したものでした。
先週は1日も『アフター・リベラル』著者の吉田徹先生と宇野さんで議論しており、リベラルについて宇野さんと考えるキャンペーン週間のようでした。
昨日の道場では、保守とリベラルの思想の系譜上、その微妙さを体現している特徴的な思想家を取り上げつつ、リベラルと保守が思想的に守ろうとしてきたものの類似性と相違を整理する趣旨です。
私は、道場でも「リベラル使い続けます」と言った通り、まだこの国にリベラルが根差したことはないという理解から、その源流を探りつつ、いかにして日本に置いてリベラルは構築可能かということをやり続けたいと思っています。
リベラルは放棄し民主主義も無理、となると、行き着くは価値相対主義やニヒリズムなんだと思うのです。
よしりん先生が書いているとおり、リベラルと保守の真の意味での切磋があってこそ、「考える庶民」を生むし、本当に闘うべき「利己主義=個人主義」、「全体主義」、「権威主義」というこの国を覆う最大の敵を見定めて克服することができると信じています。
ただ、方法論はそれぞれがそれぞれの立場から考えて実践していくしかないと思います。全能でもないし、専門外のこともあるし、みんな忙しいし。
もどかしさはありますが、昨日みたいな時間は、それを一度集約して整理してブラッシュアップする大切な時間だと思いました。
また、その後の忘年会も、声が嵐のように重なり合うので、結果大声で話さないと聞こえない状態で話し続けて、帰ったら声がかれていました。しかし、いろんな方と個別にお話しできて本当に楽しかったです。セ・リーグ、パ・リーグ論は、裏道場やりたいくらいですね、あれはめちゃめちゃ盛り上がりました。
来年もよろしくお願いいたします。
レジュメ・トラブルは、今年2回中2回という100%をたたき出してしまったので、深く反省するととともに、今後はないよう健康に留意して朝まで頑張りたいと思います。
リベリベも来年もよろしくお願いいたします